疲れている時こそ焼肉はNG!その「元気が出る」は勘違いかも?
- 院長
- 6 日前
- 読了時間: 3分
「疲れた〜!よし、焼肉で元気チャージだ!」と、ついつい肉を求めてしまうことはありませんか?
焼肉は美味しいし、肉を食べると一時的に「力が湧いてきた!」と感じるかもしれません。
しかし、実はその行動、疲労回復という点では逆効果になっている可能性が高いんです!
「え?焼肉はスタミナ源じゃないの?」と思ったあなた。今日からあなたの食生活が変わるかもしれません。
1. 消化器系への「追いうち」
疲れている時、体は休息を求めています。それは内臓も同じ。特に、焼肉のような脂質の多い食事は、胃腸に大きな負担をかけます。
脂肪の消化には時間がかかる
焼肉の美味しい脂は、消化酵素(リパーゼなど)を使ってゆっくりと分解されます。
胃腸がフル稼働
疲労で機能が低下している胃腸が、大量の脂質を処理するために夜通しフル稼働することになります。
翌朝の胃もたれや、内臓が休めなかったことによる疲労感の持ち越しにつながります。体が休みたいと言っている時に、重労働をさせているようなものなんです。
2. 「疲労回復」に必須のビタミン・ミネラルが不足しがち
確かに肉には良質なタンパク質や、エネルギー代謝を助けるビタミンB群が豊富に含まれています。これらは疲労回復に欠かせない栄養素です。
しかし、焼肉屋での食事はどうしても肉が主役になり、野菜や海藻類がおろそかになりがち。真の疲労回復には、以下の栄養素が重要です。
栄養素 | 疲労回復での役割 |
ビタミンC | 抗酸化作用、ストレスに対抗するホルモン生成のサポート |
ミネラル | 酵素の働きを助け、体の調子を整える(特にマグネシウムなど) |
食物繊維 | 消化器系の休息と環境整備をサポート |
これらの栄養素は、焼肉のシメの冷麺やクッパだけでは、とてもじゃないけれど補えません。
3. アルコール摂取との「悪魔のコンビ」
焼肉といえば、「とりあえずビール!」という方も多いでしょう。
アルコールは、体内で分解される過程で、疲労物質であるアセトアルデヒドを生み出します。さらに、肝臓がアルコールの分解に集中することで、疲労回復に必要な代謝活動が後回しになってしまいます。
疲れている状態でアルコールを大量に摂取すると、体は肉の消化に加え、アルコールの分解という二重のタスクを負うことになり、まさに疲労のループに陥ってしまいます。
✅ 疲れている時に本当に摂るべき食事は?
疲労を感じた時、体が本当に求めているのは「重いスタミナ源」ではなく、「消化が良くて栄養効率が高い」食事です。
タンパク質は摂る
脂肪の少ない鶏むね肉、魚(特に青魚)、豆腐、卵など、消化しやすい形を選びましょう。
炭水化物をプラス
エネルギー源としておかゆ、うどん、雑炊などの消化に良い炭水化物で。
ビタミンC・ミネラル
新鮮な果物や温野菜、味噌汁などでしっかりと補給!
焼肉は楽しい!美味しい!でも、それは「元気な時」の贅沢にとっておきましょう。
本当に疲労回復を目指すなら、豪華な焼肉ディナーよりも、優しくて栄養バランスの取れた、胃腸に負担の少ない食事を選んで、体を労わってあげてくださいね。



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