浅い呼吸が体に与える影響とは?
- 院長
- 8月30日
- 読了時間: 3分
呼吸は私たちが生きていく上で欠かせない生命活動であり、無意識に行なっています。
しかし、その呼吸が浅くなっていることに気づいていますか?
現代社会はストレスやデスクワークなど、浅い呼吸になりやすい環境に溢れています。
今回は、浅い呼吸が体に及ぼすさまざまな影響について紹介していきます。
1. 脳への影響
浅い呼吸になると、酸素を取り込む量が減ります。
その結果、脳へ送られる酸素も不足しがちになります。脳は大量の酸素を消費する器官なので、酸素不足は集中力や思考力の低下、さらにはイライラや不安感を引き起こす原因にもなります。
2. 自律神経の乱れ
深い呼吸は副交感神経を優位にし、体をリラックスさせる働きがあります。
一方、浅い呼吸は交感神経が優位になりやすい状態です。交感神経が過度に働き続けると、心拍数や血圧が上昇し、常に緊張状態が続きます。これが続くと、自律神経のバランスが崩れ、不眠や便秘、倦怠感といった症状につながることがあります。
3. 免疫力の低下
呼吸が浅くなると、肺の活動が不十分になり、体内の老廃物や二酸化炭素が十分に排出されにくくなります。
また、浅い呼吸による血行不良は、免疫細胞の働きを鈍らせる原因にもなります。結果として、風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなったりすることが考えられます。
4. 姿勢の悪化と肩こり・首こり
浅い呼吸は、主に胸の上の部分だけで行なわれることが多いです。そのため、肋骨まわりの筋肉が硬くなりやすく、猫背の原因にもなります。
また、浅い呼吸を補うために、首や肩の筋肉を使って呼吸しようとすることで、肩こりや首こりの悪化を招くことがあります。
5. 冷え性やむくみ
深い呼吸は横隔膜を大きく動かすため、内臓をマッサージする効果があります。
しかし、浅い呼吸では横隔膜の動きが小さく、血行が悪くなりがちです。血行が悪くなると、手足の先まで血液が届きにくくなり、冷え性を引き起こしたり、老廃物がたまってむくみやすくなったりします。
今日からできる!深い呼吸のすすめ
浅い呼吸を改善するためには、意識して深い呼吸をすることが大切です。
まずは1日3分、お腹を膨らませながら息を吸い、ゆっくりと吐き出す「腹式呼吸」を試してみましょう。
座ったままでも、寝る前でも、簡単に取り組めます。深い呼吸を習慣化することで、心身ともに健康な状態を目指しましょう。
浅い呼吸は、私たちが思っている以上に心と体に大きな影響を及ぼしています。
日々の生活の中で、自分の呼吸に意識を向ける時間を少しでも作ってみませんか?
もし、「自分も浅い呼吸かも?」と感じた方は、ぜひ今日から深い呼吸を意識してみてくださいね。





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