【ランナー必見】走ると膝が痛い…「外側着地」が原因?正しい着地メカニズムと予防法
「走っていると徐々に膝が痛くなってくる…」
「靴底をチェックしたら、外側ばかりすり減っているけれど、この着地癖のせい?」
走るたびに発生する膝の痛み、辛いですよね。今回は「足裏の外側着地」と「膝の痛み」の関係性について、解剖学的な視点から詳しく解説します!
1. 「外側からの着地」は実は正解!ただし…
まず最初にお伝えしたいのは、「足裏の外側から着地する」という動作自体は間違いではないということです。
人間が走る際、足首は以下のような自然な流れで衝撃を逃がしています。
着地初期:かかとのやや外側〜足裏の外側で着地(ショックの分散準備)
着地中期:足首が内側にしなるように倒れ込み、足裏全体〜親指側に体重が乗る(衝撃を吸収)
離陸期:親指の付け根(母趾球)で地面を蹴り出す
問題となるのは、①のあと②の「内側への適度なしなり」が起きず、ずっと外側に体重が逃げ続けているケースです。
2. 外側荷重が続きすぎると「腸脛靭帯炎(ランナー膝)」へ
足の外側ばかりに体重がかかり続けると、足首のクッション機能が使えなくなります。その結果、直撃した衝撃がすべて膝の外側を通る大きな靭帯(腸脛靭帯)に集中します。
状態 | 足首の動き | 膝への影響 |
正常な着地 | 外側着地 → 内側へローリング | クッションが働き、衝撃が分散される |
過度な外側荷重 | 外側着地のまま固まる | 衝撃がダイレクトに膝外側へ届き、摩擦で炎症が起きる |
もし「膝の外側がピリピリ・ジンジン痛む」という場合は、この腸脛靭帯炎の可能性が高いです。
3. 今日からできる!膝の痛みを防ぐ3つの改善策
外側への過度な倒れ込み・衝撃集中を防ぐためのアプローチをご紹介します。
① 股関節・お尻の筋肉(中殿筋)を鍛える
足首が外側に逃げてしまう大きな原因は、実は「骨盤と股関節の不安定さ」にあります。お尻の横にある中殿筋を鍛えることで、着地時の膝や足首のグラつきを抑えられます。
横向きレッグレイズ:横向きに寝そべり、上の足をゆっくり天井に向けて持ち上げる運動(左右15回×2セット)。
② 太もも外側〜お尻のストレッチ
硬くなった腸脛靭帯や大腿筋膜張筋をほぐし、膝にかかる引っ張りストレスを減らしましょう。
フォームローラーを使って太ももの外側をコロコロほぐす。
椅子に座り、片方の足首を反対の膝に乗せて上半身を前に倒す(お尻ストレッチ)。
③ クッション性とサポート力のあるシューズ・インソールを選ぶ
クッション性の高いシューズ:衝撃を直接和らげます。
ニュートラル〜サピネーション対応のインソール:足裏全体に圧力が分散されるよう、足関節のアライメント(骨配列)を補正してくれます。
まとめ:自分のフォームを知り、正しくケアしよう
外側着地そのものを無理に「内側着地」に変えようと意識しすぎると、かえってフォームが崩れて別の痛みを引き起こすことがあります。
意識すべきは「足裏の外側から着地したあと、スムーズに親指側へ体重を移動させること」と「衝撃を受け止めるお尻や太ももの筋力を整えること」です。
痛みが強い時期は無理して走らず、まずはストレッチとフォームの見直しから進めていきましょう!






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