朝の一歩が辛い方 年寄りの足の痛み、諦めないで!
- 院長
- 5月31日
- 読了時間: 3分
加齢とともに、朝起きて最初の一歩を踏み出すときや、座った状態から立ち上がったときに足に痛みを感じることはありませんか?
これは「年寄りの歩き始めの足の痛み」としてよく知られており、多くの高齢者が経験する一般的な問題です。
なぜ歩き始めに足が痛むのか?
歩き始めの足の痛みには、いくつかの原因が考えられます。
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)
足の裏にある足底筋膜という腱組織が炎症を起こす状態です。
特に朝起きてすぐの最初の一歩や、長時間座った後に歩き始めるときに、かかとやつま先に鋭い痛みを感じることがあります。
変形性関節症
足の関節の軟骨がすり減り、炎症や痛みを引き起こします。
特に足の指の付け根や足首の関節に起こりやすいです。
アキレス腱炎
ふくらはぎの筋肉とつながるアキレス腱に炎症が起きる状態です。
かかとの後ろ側に痛みを感じ、特に歩き始めに症状が強くなることがあります。
加齢による変化
加齢とともに足のアーチが低下したり、足の裏の脂肪組織が薄くなったりすることで、クッション性が失われ、足への負担が増すことがあります。
不適切な靴
クッション性の低い靴や、足に合わない靴を履き続けることも、足の痛みを悪化させる原因になります。
歩き始めの足の痛みを改善する方法
この痛みを改善し、より快適に歩くための方法をいくつかご紹介します。
1. ウォーミングアップとストレッチ
朝起きたら、すぐに立ち上がって歩き始めるのではなく、布団の中でできる簡単なウォーミングアップやストレッチを取り入れましょう。
足首の運動
足首をゆっくり回したり、上下に動かしたりします。
足の指の運動
足の指をグー、パーと開いたり閉じたりします。
タオルギャザー
床に広げたタオルを足の指でたぐり寄せます。
ふくらはぎのストレッチ
壁に手をつき、片足を後ろに引いてふくらはぎを伸ばします。
2. 適切な靴を選ぶ
靴は足の健康に非常に重要です。
クッション性の高い靴
特に、かかとやつま先に十分なクッション性のある靴を選びましょう。スニーカータイプがおすすめです。
アーチサポート
足のアーチを適切にサポートしてくれるインソールを使うことも効果的です。既成のインソールでも良いですし、専門家によるオーダーメイドも検討できます。
かかとが安定している靴
かかと部分がしっかりしていて、足が靴の中でグラグラしないものを選びましょう。
サイズが合っているか確認
午後になると足は少しむくむので、午後に靴を試し履きすることをおすすめします。
3. 足を休ませる
痛みが強い時は、無理をせず足を休ませることが大切です。
アイシング
痛む部分を冷やすことで、炎症を抑え、痛みを和らげることができます。
足を高くする
寝るときや座るときに、クッションなどを使って足を心臓より高くすると、むくみの軽減にもつながります。
4. 体重管理
過体重は足への負担を増大させます。適正体重を維持することは、足の痛みの軽減に役立ちます。バランスの取れた食事と適度な運動を心がけましょう。
継続が大切
歩き始めの足の痛みは、日々のケアや習慣の見直しで大きく改善する可能性があります。
焦らず、ご自身のペースでできることから始めて、快適な毎日を取り戻しましょう。
何かご不明な点があれば、お気軽にご質問ください。







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