手をパチンと叩くと手が痒くなるのはなぜ?
- 院長
- 7 日前
- 読了時間: 2分
手をパンと叩いた後、なぜか手のひらがムズムズと痒くなった経験はありませんか?
一見すると不思議な現象ですが、これには私たちの体の仕組みが深く関わっています。
今回は、この「叩くと痒くなる」現象の背景にある理由を分かりやすく解説していきます。
1. 物理的な刺激が神経を活性化させる
手をパチンと叩くという行為は、手のひらに物理的な刺激を与えます。
この刺激は、皮膚の下にある知覚神経を直接的に刺激します。
知覚神経は、痛み、触覚、温度、そしてかゆみといった様々な感覚を脳に伝える役割を担っています。
叩くことによって生じる瞬間的な圧迫や振動が、これらの神経、特にかゆみを伝える神経線維を活性化させ、脳がそれを「かゆみ」として認識するのです。
2. 血行促進とヒスタミン放出の可能性
先ほど「血行が良くなると痒くなる理由」でも触れたように、皮膚への刺激は血行を一時的に促進させる効果があります。
手を叩くことで手のひらの毛細血管が拡張し、血液の流れが活発になります。
血行が良くなると、体内のヒスタミンという物質が放出されやすくなることがあります。ヒスタミンはアレルギー反応だけでなく、かゆみを引き起こす主要な原因物質の一つです。
叩く刺激がきっかけとなってヒスタミンが放出され、それがかゆみとして感じられる可能性も考えられます。
3. 摩擦熱による微細な炎症
強く叩いた場合、手のひらに摩擦熱がわずかながら発生します。
この微細な熱が、皮膚にごく軽い炎症を引き起こすことがあります。
炎症が起こると、サイトカインなどの炎症性物質が放出され、これらが神経を刺激してかゆみを引き起こすことがあります。



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