運動効果を最大限に!動的ストレッチと静的ストレッチの違いを徹底解説
- 院長
- 5月10日
- 読了時間: 4分
「トレーニング前には念入りにストレッチをするようにしています!」
素晴らしい心がけですね!
トレーニング前後のストレッチは、怪我の予防やパフォーマンス向上に不可欠です。
しかし、「なんとなく」ストレッチをしているだけでは、その効果を十分に引き出せていないかもしれません。
実は、ストレッチには大きく分けて、「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」の2種類があり、それぞれ目的やトレーにングのタイミングによって使い分けることが重要なのです。
今回は、この2つのストレッチの違いを明確にし、あなたのトレーニングライフをより効果的なものにするためのヒントをお届けします。
ウォーミングアップに最適!「動的ストレッチ」とは?
動的ストレッチとは、リズミカルな反動動作や動きを伴いながら行うストレッチのことです。関節を大きく動かしたり、筋肉をリズミカルに伸縮させたりすることで、体をトレーニングモードへと徐々に準備させていく効果があります。
例:
アームサークル: 肩関節を大きく回す
レッグスイング: 前後や横方向に脚を大きく振る
体幹ツイスト: 上半身を左右にゆっくりとねじる
ウォーキングランジ: 歩きながら行うスクワット
ヒールレイズ: かかとを上げ下げする
【動的ストレッチのメリット】
体温と心拍数を徐々に上げる: 体をトレーニングに適した状態に準備します。
関節の可動域を広げる: スムーズな動きをサポートし、パフォーマンス向上に繋がる。
筋肉を活性化させる:トレーニングで使う筋肉を目覚めさせ、神経系の繋がりをスムーズにする。
怪我の予防: 関節や筋肉が温まることで、 想定外な負荷に対して準備します。
【動的ストレッチのポイント】
反動をつけすぎず行う。
呼吸を止めずに、動きに合わせて自然な呼吸を心がける。
全身の関節や筋肉を意識的に動かす。
トレーニングの種目や目的に合わせてストレッチを選択する。
クールダウンや柔軟性向上に!「静的ストレッチ」とは?
一方、静的ストレッチとは、あるのポーズを一定時間持続するストレッチのことです。筋肉をゆっくりと伸ばし、その状態をキープすることで、柔軟性の向上や疲労回復を促す効果があります。
例:
ハムストリングスのストレッチ: 脚を伸ばして前屈し、太ももの裏側を伸ばす。
大腿四頭筋のストレッチ: 片足を後ろに引き寄せ、太ももの前側を伸ばす。
肩のストレッチ: 片腕を体の前方に伸ばし、もう一方の腕で引き寄せる。
胸のストレッチ: 両手を後ろで組み、胸を前方に突き出す。
カーフストレッチ: 壁などに手をつき、片足を後ろに伸ばしてふくらはぎを伸ばす。
【静的ストレッチのメリット】
筋肉の柔軟性を高める: 関節の可動域が広がり、 動きがスムーズになる。
筋肉の緊張を和らげる: トレーニング後に固くになった筋肉の緊張をほぐし、リラクゼーション効果をもたらす。
疲労回復を促進する: 筋肉の血行を促進し、老廃物の排出を促す。
怪我の予防: 柔軟性が向上することで、可動域を超えた負荷による怪我のリスクを軽減する。
【静的ストレッチのポイント】
痛みを感じる手前で保持し、無理に伸ばしすぎない。
深呼吸し、リラックスした状態で行う。
各ポーズを15〜30秒程度、保持する。
体があたたまっている状態で行うのが効果的。
【まとめ】 トレーニング効果を最大化するために
動的ストレッチと静的ストレッチは、それぞれ異なる目的と効果を持っています。 トレーニングの効果を最大限に引き出し、怪我を予防するためには、この2つを適切に組み合わせることが重要です。
トレーニング前のウォーミングアップには動的ストレッチ
トレーニング後のクールダウンや柔軟性向上には静的ストレッチ
このように使い分けることで、あなたの体はより準備された状態になり、トレーニングの効果が格段に向上するはずです。
ぜひ、今日のトレーニングから、ストレッチの種類を意識して取り入れてみてください。あなたのトレーニングライフが、より安全で効果的なものになることを願っています!
体の硬さやこわばりでお悩みの方はご相談くさい。







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